阿蘇五岳の1つ、烏帽子岳に沸く地獄温泉「青風荘.」は奇跡の湯として古より多くの方に愛されてきた“すずめの湯”が有名です。奇跡の湯といわれる所以は「温度」。火山性の硫黄泉は通常とても高温で、冷ますか加水して温度を下げなくてはならないそうですが、このすずめの湯は泉源にそのまま入ることができるのです。つまり、湧いたばかりの新鮮な温泉に入ることができ、豊富な温泉成分をしっかりと得ることができるのです。
足の下からポコポコと湧き出る「生まれたて」の泥湯は、しっかりと硫黄の匂いがして、“今まさに火山から生まれた”という力強さを感じます。
多くの人に愛されてきたすずめの湯ですが、2016年4月の熊本地震により被災。すぐに復旧に向けて取り掛かっていたものの、その後の6月の集中豪雨により土砂災害の被害を受け、営業中止を余儀なくされました。人々が絶望の中にある時でも、すずめの湯は沸き続け、そのことがたくさんの人の心を動かし、3年後、すずめの湯はまずは立ち寄り湯として再開することができました。
まだまだ周辺は当時のまま折れた木々や大きな岩が転がっているところもあり、傷跡が生々しく残っていますが、その先にあるすずめの湯からは人々の笑い声が聞こえてきて、まるで別世界のよう。多くの人が待ち望み、わざわざ来たくなるようなそんな温泉がここにあります。
Ladybugはこの奇跡の湯を水分の一部として利用し、生まれたての泥湯をイメージした石鹸を作りました。
殺菌作用のある湯は、お肌の調子を整え、古い角質を除去して皮膚のリフレッシュのお手伝いをします。また、泥の部分は汚れを吸着してくれるので、しっかりとした泡立ちで、すっきりさっぱりを洗い上げます。